imasakas

採集日記

梅雨の晴れ間の瀬の本高原(その1 草窪地編)

−ルリナガツツハムシがいた!!− 今年の梅雨は、九州ではしっかり降っています。南九州ほどの被害こそ出ていませんが、梅雨入りしてから、怒濤のように降ったり、霧雨が続いたり、とにかく、切れ目がありません。 それが、この3日ほど、梅雨の晴れ間が広...
採集日記

大野原のナイター−付 ハギチビクロツツハムシとルリナガツツハムシの卵−

大野原へは、昨年は、1ヶ月半に1度の間隔で、計4回出かけました。行くたびに様々な甲虫との出会いがあり、そのつど、このホームページでお知らせしました。 2年目の今年は、野焼き後の3月末を皮切りに、歩行虫の探索から始まって、ほぼ1ヶ月に2度ずつ...
虫と人の情報

72年前に描かれた手描きの蝶画

5月末に、カミさんの実家の千々石町でご法事があり、一緒に出かけた。席上、ご法事の主催者である、カミさんの従兄・京都て手描き友禅の仕事をされている川崎さんから、数枚のコピーを手渡された。 私が虫をやっていることをご存じで、わざわざ土産代わりに...
採集日記

6月16日の大野原−ハギアラゲサルハムシの発見−

6月16日に、満を持して大野原に出かけました。目的は、ハギチビクロツツハムシの♂です。 昨年、6月25日に2回目の大野原行きを果たし、キアシチビツツハムシと勘違いしながら、本種を初めて採集しました。 未知の種と思わなかったため、10個体ほど...
虫と人の情報

最新ハムシ事情図説8 ヒメカバノキハムシの紹介

この30年来、大阪在住のハナノミ研究家で、保育社の甲虫図鑑IIIのハナノミの部分を分担執筆された畑山氏より、彼のベースグラウンドである奈良県伯母子岳で採集されたハムシを頂いていました。 そのタトウの一部を眺めていたところ、見たことのないハム...
採集日記

いよいよ瀬の本へ

昨年一年、大野原の草原に通って、すっかり草原の虜になってしまいました。大野原では数々の出会いと発見があり、今年も引き続き通っていることは、先にもお知らせしたとおりです。 昨年末頃から、次は阿蘇・九重の草原をと、考えていました。それで、2〜3...
採集日記

5月末の大野原

5月になってから、調査で各地を走り回る毎日で、なかなか自身の採集や観察ができません。 それでも、ちょっとの隙間を見つけて、仕事帰りの5月20日と、その一週間後の5月28日の2回、それぞれ短時間ですが、大野原に立ち寄ってきました。 5月20日...
採集日記

早春の大野原

4月中旬というのに、東京ではその朝、雪が降ったとテレビで放送していました。 この数日冬の寒さがぶり返していました。今日ぐらいから暖かくなり、良い天気になるとの予報を聞いて、4月17日、朝から大野原に出かけました。 出がけはまだ7度、嬉野につ...
採集日記

草掃き採集 その2 -新作・草掃き採集ネット-

昨年、幹掃き採集の応用として、草掃き採集というのを紹介しました。 草掃き採集 その1 この時は、ビーティングネットを使用して、それに箒で掃き込んでおりました。しかし、ノミハムシなど掃き込む尻から跳ねて飛んで逃げる始末で、専用のネットの制作が...
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色の話 その4−ハンミョウの上翅盃刻の形成過程−

本シリーズは、昨年(2009年)の、 1月29日アップの色の話 その1 2月16日アップの色の話 その2 3月18日アップの色の話 その3−付 日本産ハンミョウ科チェックリスト− の続編です。当時は、引き続き、その4もアップの予定でしたが、...