今坂正一 & E-アシスト

本サイトは、昆虫を通じて、色々な情報をお伝えします。

甑島にて

今坂正一の専門は昆虫の中で最も多くの種を含む甲虫目(カブトムシ・カミキリムシなど)で、国内で約1万4千種が知られています。九州大学の昆虫学教室では研究生としてジョウカイボン科の系統分類を研究し、永年環境アセスメント会社において生物調査に従事しました。その後独立して、活動の中心は野外調査、甲虫の同定、地域ファゥナの解明、生物地理の考察などです。

特に、九州地域の甲虫相については、各県の研究者・同好者とのネットワークを通じて、より精度の高い情報を交換・発信しています。

豊富な経験と多くの情報を元に、環境生態学(Ecology)、昆虫学(Entomology)、生物地理学、生物調査の分野で皆さんの手助け(Assist.)をしたいと考えています。


KORASANA 104号が発行されました
久留米昆蟲研究會より会誌 KORASANA 104号が2025年2月28日に発行されました。 事務局では希望される方にそのKORASANA 104号を3000円で頒布しておりますので、その内容について紹介したいと思います。 KORASANA…
熊本県産甲虫仮目録 -大塚 勲氏が主催された熊本昆虫同好会報に掲載された熊本県産甲虫類- その3
最後に、ホソカミキリムシ科からキクイムシ科までです。 ホソカミキリムシ科1906.ホソカミキリ Distenia gracilis gracilis (Blessig)北海道,本州,四国,九州,利,佐,伊(三宅,御蔵),淡,隠,対,平戸,下…
熊本県産甲虫仮目録 -大塚 勲氏が主催された熊本昆虫同好会報に掲載された熊本県産甲虫類- その2
2回目はナガハナノミ科からゴミムシダマシ科までです。 ナガハナノミダマシ科990.ニホンナガハナノミダマシ Eurypogon japonicus Sakai本州,四国,九州35(1)1989,ホソクシヒゲムシ科991.ムネアカクシヒゲムシ…
熊本県産甲虫仮目録 -大塚 勲氏が主催された熊本昆虫同好会報に掲載された熊本県産甲虫類- その1
熊本県産昆虫相の解明に生涯を捧げられた大塚 勲(いさお)さんは、2007年5月に逝去されました。それから既に18年が経ちます。 氏は1955年に熊本昆虫同好会を設立され、逝去された2007年までの半世紀あまり、通算144号の会誌「熊本昆虫同…
2024年の池と川巡り 川巡り その3
長々と続けてきた池と川巡りも今回が最終回です。 今回は、本流ではない分流と、支流の上にあるダムの上流について紹介します。 柳川市三橋町枝光(沖端川・おきのはたがわ) 沖端川は柳川市内を流れる矢部川の分流です。 矢部川中流の船小屋付近で分流し…