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採集日記

幹掃き採集 その4 九酔渓とその後の多良山系

1.九酔渓黒岳の帰りに、九酔渓にマメヅタがあることは確認していました。それで、2007年5月20日に出かけてみました。 九酔渓は大分県九重町の飯田高原への入り口にあたり、標高約600m。谷沿いに落葉樹林が繁茂し、ルリクワガタなど標高から考え...
虫と人の情報

原色昆虫大図鑑改訂

北隆館から、新訂「原色昆虫大図鑑II, 甲虫編」が刊行された。 旧版は1963年発行で、その当時の日本産甲虫類の大部分を掲載した図鑑として、中根猛彦、大林一夫、野村 鎮、黒沢良彦の4名の著者により刊行された。1図版に24種前後、それを2ペー...
採集日記

幹掃き採集 その3 (ブナ帯 倒木・立ち枯れ編)

その2で、6.今のところ、常緑樹林が良い(夏季にはブナ帯でも可能かもしれない)と書きました。実際どうなのだろうと思って、2007年5月9日に、九重の黒岳に出かけてみました。 行きがけに通り抜けた九重町の九酔渓は新葉が展開して、すっかり春の気...
最新チェックリスト

日本産ジョウカイボン科チェックリスト070512

日本産ジョウカイボン科甲虫は、1989年発行の九大総目録には23属93種2亜種が掲載されていた。その後、Nakane & Makino (1989〜1990)を皮切りにして、Takakura (1989)、Ishida (1989)、Tak...
採集日記

幹掃き採集 その2

2007年5月2日に、前回と同じ長崎県多良山系の轟の滝付近に再び幹掃き採集に出かけました。 前回と比較して、大分、春が進行しており、葉上にも虫が多く見られました。前日雨が降っていたこともあり、樹幹は前回のように乾燥してなくて、適度な湿り気が...
虫と人の情報

日本産カミキリムシ科の改訂

2007年2月に発行された「大林延夫・新里達也編(2007)日本産カミキリムシ. 818pp. 東海大学出版会.」により、10余年ぶりに日本産カミキリムシ科について大きな改訂が行われました。 そのうち、使用者の便を考えて、九大昆虫総目録(1...
採集日記

幹掃(みきは)き採集

神奈川の松原さんから、メツブテントウ類はシイ・カシ類の樹幹で生活しているとの情報が寄せられました。佐賀の廣川さんからは、樹幹や枯れ木、朽ち木の表面で生活する種の採集には、その表面を箒様のもので掃いて、ビーティングネットに落とせば良いと教わり...
虫と人の情報

講演要旨:九州山口・甲虫物語

2007. 3. 3 第6回山口むしの会総会において、山口県の甲虫相について以下のような講演を行ってきました。 私は、長崎県島原市の出身で、20年ほど、地元の島原半島と、となりの山塊である多良山系で甲虫を採集して調べて来ました。 この写真は...
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デジカメでの顕微鏡写真

最近のデジカメでは、普通の実体顕微鏡で、特に機材が無くても顕微鏡写真が簡単に撮れます。 単に顕微鏡の接眼部にデジカメを押し当てて撮るだけですが、一番大事なことは、デジカメのレンズの口径と顕微鏡の接眼レンズの口径の関係のようです。口径がまった...
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日本産ジョウカイボン科チェックリスト070706

日本産ジョウカイボン科甲虫は、1989年発行の九大総目録には23属93種2亜種が掲載されていた。その後、Nakane & Makino (1989〜1990)を皮切りにして、Takakura (1989)、Ishida (1989)、Tak...