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色の話 その2

ハンミョウの鞘翅の紹介を続けます。 コハンミョウ Myriochile specularis (Chaudoir)、分布は北海道、本州、四国、九州、種子島、トカラ悪石島、奄美大島、喜界島、加計呂麻島、徳之島、久米島、伊良部島、与那国島です。...
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色の話 その1

色の話と云いましても、人間のいわゆる色好みの話ではありません。虫の色、それもキラキラ光る金属光沢の色の話をしたいと思います。 話を始める前に、ちょっと、クイズをしましょう。まず、第一問。次の写真は何でしょうか。 これだけ見て、これが何か解る...
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日本産マドボタル属の研究(予報1)

2008年12月25日に、陸生ホタル生態研究会より、「2007年度調査研究年報」が発行され、その13-28ページに、以下の報告を発表しましたので、お知らせします。 今坂正一(2008)日本産マドボタル属の研究(予報1)−本土のマドボタル属は...
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虫屋の忘年会−付 九大博物館の文献と標本の受け入れ−

12月27日(土)、吉野ヶ里駅近くの吉野ヶ里温泉で、虫屋の忘年会を開催しました。この会は、元々は、アセスメント調査の仲間で忘年会を始めて、今年で3回目です。 年々、参加者は虫屋が多くなってきたので、アセス以外の大学関係者や、アマチュア同好者...
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分化線による九州の生物地理−西九州と東九州− その3

さて、延々と、島原半島と多良山系のファウナ比較について述べてきましたが、そろそろ、本題に入りたいと思います。 ファウナ全体としての比較では、その2で述べた以上の細かい内容を知ることが出来ません。当然、地史や分化時期などについての考察の材料に...
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分化線による九州の生物地理−西九州と東九州− その2

<島原半島>雲仙噴火で知られる島原半島は、長崎県南部の有明海に突き出る島嶼性の強い半島で、長崎市と熊本市のほぼ中間に位置しています。東西25km、南北32km、面積463k?で、おおまかに言うと東京23区や、屋久島、西表島などとほぼ同じ広さ...
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分化線による九州の生物地理−西九州と東九州− その1

2008年12月7日、神奈川県立生命の星・地球博物館1階 講義室において、神奈川昆虫談話会12月例会の招待講演として、表題のようなお話をしてきました。以下にその内容を多少アレンジしてお知らせします。 少し長くなるので、数回に分けて紹介します...
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神奈昆の12月例会

12月7日に開催された神奈川昆虫談話会の例会に、講師として出かけてきました。 もう一年以上前になりますが、神奈昆のぬし・平野さんを、市房山まで案内する機会があり、帰路、「神奈昆で何か話して欲しい。」と談判されました。 この時は、まだ一年も先...
採集日記

2008年のヤニタケ その2

−初冬のキノコと虫たち− 11月の末になり、ぐっと寒くなりました。「もうそろそろ、ヤニタケも成熟したに違いない。」 そう考えて、11月26日、黒岳に出かけてみました。 この20日余りの間に、木々は葉を落とし、黒岳はすっかり冬の装いになってい...
採集日記

バケツを使った水没採集 その5

−秋の英彦山− 11月の流れ落葉には、どこでも流れのハネカクシはいるのか?あれは、黒岳だけの特別事情では・・・。 そのことを確認するために、11月13日に英彦山に出かけた。 まさしく秋晴れの上天気で、英彦山の駅から登山道にはいると、あたりは...