佐賀昆虫同好会

2007年2月4日 佐賀市若楠会館に於いて、2006年総会を開催しました。

総会行事として、2006年度の事業報告、会計報告の後、2007年度の事業計画、予算を承認、前会長、秋山利夫氏の逝去を受けて、新会長として、市場利哉氏を承認、ご挨拶をいただきました。

その後、会員の祝 輝男(昆虫情報)氏による講演「ハナアブの話」が開催されました。ハナアブ科はハエの仲間で、国内に400種以上が生息し、幼虫がアブラムシなどを捕食するヒラタアブ類、水たまりや腐った植物質などで発生するハナアブ類、アリの巣の中で育つアリノスアブ類など、1つの科の中に多様な食性を持つ興味深いグループだそうです。佐賀県からは58種が記録されていますが、100種以上は分布しているはずということで、佐賀県ハナアブ111種図鑑という手製の図鑑を聴衆に配って、今後の調査を鼓舞されました。

ハナアブについて、興味を持たれた方は、自然環境アセスメント E-アシストの仕事のページに紹介した祝 輝男さんまで連絡下さい。